味心グループ ~自家製ぼかし肥料作り~

自家製ぼかし肥料は、40代半ばから、80代半ばの7農園の家族総出で、力をあわせて作成します。この大きな機械を使って、一袋20㎏の魚粕、カニ殻など40袋くらいを米ヌカと混ぜ合わせ、2週間ほど熟成させます。

ぼかし肥料作りは、最年長の中村さんと高井さんのお父さんが、25年前ほど前に、少量から作り始め、畑に施用を始めたそうです。

市販されている肥料は、一般的には、魚や精肉過程から出る廃棄物を砕いた物を肥料として用いますが、味心グループのぼかし肥料は、それらのほかに、米ヌカを主原料にミカンの乾燥果皮などと植物の生育を活性化させるEM菌を混ぜ合わせ発酵させています。

出来上がったぼかし肥料は、市販のものとは全く違い、活力ある土になり、味も良くなり、生産量も多く収穫できています。